1997年にblancを立ち上げてから
麻の持つ素材感や、少し粗野な感じが好きで
、
ベルギーやリトアニアの素材で作り続けてきた。
ところがここ何年かですっかり麻の服があふれだして、
驚く破格値で売っていたりする。
ぼろきれのように扱われてなんだかかわいそうである。
そんな中でも麻好きは突き進み、とうとう麻の着物の素材を探求し始めることに。
何でもない感じの黒のパンツ。
手績みで手織りの130羽。
自己満足でしかないけれど、本来、着ることの楽しみとはこんな感じでいいのかな。
と、思う。
2011mamius s/s collectionより。