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お正月に東寺の骨董市で見つけた大正9年に出版された本。
タイトル 家庭寶鑑 (かていほうかん)家庭の宝の本の意となるのかな。 内容はというと。 布に関することは家庭工芸の編にある。 木綿を絹のごときにする法。 布を防水性にするには。 モスリンを縮緬のごとくにする法。 漁網を命知らずにする法。etc... 染色編にはこんなことも。 絹の練り方。 絹木綿の染めものを真っ白に色抜きする方法。etc.. そのほか飲食物についても沢山の知恵が。 昔の家庭人は色々なことが出来たんだなあと、感動する。 近代の私たちは 食べ物も着るものも誰が作ったのかわからない事がほとんどで。 遠いところでできた食物を食べて 遠くの国でできた服を着て 日々生活をするというシステムを信用して生きている。 でも心のどこかでそんなシステムが延々と続くと信じ切れない時がある。 そんなときに見つけた本。 衣服編の衣服の原料については、こんなことが書いてあります。 衣服材料の必要な条件。 繊維の間に多くの空気を含むものとなること。 繊維の間に水分を含みまた容易に水分を放つこと。 一定の弾力を有し永くこれを失わざること。 染色は無害のものとし手長く褪色せざるものなること。 永く使用に堪うること。 價の廉となること。
by mamiusmamius
| 2012-04-15 18:22
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